スコトーマ(心理的盲点)
タマゴが先か、ニワトリが先か?
という有名な論議がありますが、あなたはどちらが先だと思いますか!?
ちなみに私は、どちらでも良いので、早く食べさせてくれ!!と思います(笑)
何も横柄な態度で要求するのではなく、願望成就までの速度を上げて達成までの時間を短縮しましょう、ということです。
たとえば、あなたが仲の良い女友達数名と、東京から箱根の温泉に行くことになった場合
■鉄道
・JR東京駅から新幹線「ひかり」または「こだま」で小田原駅まで行き、小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本駅
・小田急新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅
・羽田空港から京急線で横浜駅、横浜駅から小田原駅から箱根登山鉄道で箱根湯本駅
●バス
・小田急新宿駅から小田急箱根高速バスで御殿場・桃源台
・羽田空港駅から小田急箱根高速バスで御殿場・桃源台
・羽田空港駅から小田急箱根高速バスで箱根湯本・はつはな
東京からの移動手段を鉄道とバスだけに絞ったとしても、このようにいくつもの選択肢があるわけです。
それ以外にもいくつもの移動ルートがありますし、自家用車やレンタカーを借りて行くこともできます。
数人で行動する場合は、集合場所を決めるだけでも喧々諤々(ケンケンガクガク)と、いつまでも決まらないことがあります。
それでも、最終的には落ち着くところで決まるようですが、目的の手前で揉めたり手間取り無駄な時間を喰うのなら、とっとと目的地まで行ってしまったらイイのにと思います。
箱根の温泉に入ることが目的なのに、その手前の段取りで無駄な労力を浪費しないことが大事でしょう。
つまり、本質から逸れて余計な事に執着しないようにすると、胆に銘じましょう。
「スコトーマ」とは「心理的盲点」。
最近では自己啓発やコーチングの分野で使用され、重要なものだけを見る固定観念のフィルターを指す。
現実を変えるには、スコトーマを除去し、意識を大きく変える必要がある。
周りが見えているのに、見えなくなる心理的盲点のことを「スコトーマ」というそうです。
もしかすると、あなたは自分は不妊状態に陥っている…。と、自分自身で思い込み、不妊症と悩んでいるだけかもしれません。
自分ではわからない、目には見えない不思議な無色透明ロープを使い、ご自身で自分の心を縛ってしまう「自縄自縛」の場合が多々あります。
野生の動物は、日々本能全開で暮らしているので、自分で自分の心を縛ることもないし、感情の前に戸を立てるようなこともありません。
ただし、愛玩動物であるペットの犬や猫は、毎日人間と暮らしているため、学習能力もあるし、思いのほか理性が働くことは、私も実際に経験しています。
だいぶ前にラジオ番組で聞いた話ですが、投稿してきた奥さんは、お利口な犬の活躍を報じるテレビ番組を、居間で飼い猫と共に観ていたました。
そのお利口犬の活躍に感心した奥さんは、傍らに寝そべっていた飼い猫に向かって、しみじみ「お前は毎日喰っちゃ寝、喰っちゃ寝、寝ては喰うだけで何の役にも立たないねぇ~」と言ったそうです。
しかし当の飼い猫は、奥さんに話しかけられたので一瞬反応しましたが、すぐにまた寝てしまい、奥さんは深いため息をつくと、それ以上は猫に構わずテレビに観入っていました。
翌朝、奥さんが目を覚ますと、普段は絶対にいることがない飼い猫が枕元に座っていたので不思議に思っていると、その脇には動かないGが二匹並んで置かれていました。
「ギャッ~!!」と声を上げて奥さんが跳び起きると、その飼い猫は「やるときはやるんやで」とでも言いたげなドヤ顔をしていたそうです。
そして隣の部屋にゆっくり歩いて行くと、右前足で器用に顔をなでるように洗っていたそうです。
(人間のように水で洗うわけではなく、自分の前足を舐めてその前足で丁寧に顔をこする仕草)
この奥さんは、飼い猫がぐうたらしている姿しか見ていなかったため、猫本来の能力である俊敏性や機敏性、獲物や虫を捕獲する本能や俊敏な身体能力を見ていなかったわけです。
人間は独自の理性が働くのは当然ですが、最終目的が明確である場合、一時的だろうが臨時だろうが、いつも以上に本能を働かせて、最短ルートを見過がさないことが大事です。
あなたは自分は不妊状態に陥っている…。と、自分自身で思い込み、不妊症と悩んでいるだけかもしれません。